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バイリンガルの子育て

バイリンガルの子育て

私が住むカナダの公用語は英語とフランス語で法的に平等な権利が認められています。2011年の国勢調査では、全国の580万人が英語とフランス語の両方を会話ができると報告されています。1970年代に公立学校にイマージョンプログラム(一般教科を他言語で学ぶ)が導入され、全国のバイリンガリズムを奨励しました。英語が主な学校ではフランス語イマージョン教育を自由に専攻することができます。またカナダ統計局2000年の統計ではイマージョン教育を受けている生徒のほうが読解力に優れていたそうです。カナダはイマージョン教育導入によるバイリンガル化への成功した例です。

現在は先進国の国々ではバイリンガルの教育はそんなに特別なことではなくなっていますが、日本ではいまいちのようですね。では親の皆さんが安心してバイリンガル教育に取り組めるよう、バイリンガルの教育で誤解されがちなポイントを専門家が正しく説明していますので紹介します。

バイリンガルな子育てー俗説トップ5 

By Roxana A. Soto から抜粋トップ1と2

1.複数の言語で成長することは、子供たちを混乱させる?

これは”バイリンガルな子育て”の誤解の中で圧倒的に多いものです。ある両親は子供が二つの言語を同時に習得すると、混乱してしまわないかと考えます。
「バイリンガルの子育て」の著者Barbara Zurer Pearsonは「出生の次の日から、すべての乳幼児は多くの言語の違いを識別することができる」と言います。

[Barbara Zurer Pearsonは、Ph.D.バイリンガリズム専門家20年以上の研究経験を持つバイリンガリズムと言語学の分野を研究、マサチューセッツ大学准教授。 幼児のバイリンガル学習の先駆的研究 ]

「フランス語やアラビア語などのように、言語が全く違っても識別できます。」「また乳幼児はオランダ語と英語のようによく似た二つの言語の場合は難しいですが、それでも6ヵ月ぐらいまでには識別が可能です。」と話しています。

これまでの間違った情報は、二つの言語を同時に習得することは子供に損失を与えるという過去の間違った研究結果であると考えられます。

2.バイリンガルに育てると言葉の遅れにつながります?

バイリンガルを育てた子供の中には、一言語だけ話す家庭で育った子供よりも話を始めるのに少し時間がかかることがあります。専門家によるとその遅れは一時的なもので、ずっと続くものではありません。残念ながら、バイリンガルの子供の言葉の発達に懸念を抱く両親は、多くの場合一つの言語に固執するように言います。これは過去にバイリンガリズムが言葉の発達の遅れの原因と見なされていたためです。
テキサス州オースティンでのバイリンガル音声言語サービスを提供するBilinguisticsの社長のEllen Stubbe Kesterは次のように述べています。「研究によりバイリンガリズムが言葉や言語習得の遅れを引き起こすことはありません。たとえあなたの子供が言葉の遅れと診断されたとしても、バイリンガルにすることで言葉が遅れているわけではありません。「言葉の遅れのある子どもは、二言語環境であろうが一言語環境であろうが同じ速度で言語を習得することが研究によって分かっています」とKester氏は言います。

「10歳未満の子供は第2言語を学びやすく、5歳未満の子供はさらに楽に学ぶことができます。」とPearsonは言います。
Baby Center Expert Adviceより

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