絵本マギーのブログ

絵本から学ぶ自然環境の大切さ

絵本から学ぶ自然環境の大切さ

私の子供たちはカナダの田舎町で育ちました。本当に小さい町なので公共のバスはなく、徒歩で30位の範囲で大体のことができました。小学校、中学校、高校と学校は町の中心にありダウンタウンと言いましたが…。町の人々の目に届く良い環境下にありました。私たちがこの町に住むのを決めた理由は人々がとてもフレンドリーだったからです。「あれ、どこかで会った人かな?」と頭をかしげるぐらい、道端で会った人々が明るく微笑み声をかけてくれたのがとても印象的でした。また自然が多く、沢山の種類のフルーツの産地でもあり、湖の近くなので色々な動物が近くにやってきました。犬もリードを外して自由に走り、水泳できる犬の公園がありました。

住み始めた頃はとても不便を感じる毎日でしたが、住めば都というか生活に慣れるにしたがって自然の良さを実感するようになりました。それまでの私にとって自然の良さは頭で分かっているようなもので、自然を心から感動することや楽しむことができませんでした。特に山の中に住んでいたわけではありませんが自然に親しむのに十分な町でした。そして自然に焦点を当てているときは不思議と幼い頃を思い出し懐かしく感じることがよくありました。例えばキラキラ輝く星の夜空を見上げていると小学生の時の楽しい星の観察のクラスを思い出します。校舎の屋上に寝そべって、「あれは何座」と指差した理科の体験。長い冬が終わるとあちこちで一気に咲きだす花や木々の名前を思い出したり、雪の上に残った動物の足跡からどんな動物が通ったかなど推測をしたり。まるで小さい頃に興味を持った自然への冒険心が蘇るようでとても嬉しくなりました。自然環境が私たち人間のもった本能にとても大事なんじゃないかと思いました。

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The Little Houseは、アメリカの絵本作家でありイラストレーターのバージニア・リー・バートンの代表作で1942年に描かれ、その翌年コールデコット賞を受賞している。リトルハウスは、時の流れと文明の発展によってリトルハウスのある町の環境がどんどん変わる中、リトルハウスの心情を愛らしく表現した素晴らしい本です。
最近このリトルハウスを読んだ後、私はこのお話とシンプルなイラストの素晴らしさにとても感動しました。昔、ディズニーの絵本や映画でリトルハウスの物語を見たことはありますがそこまで感動した記憶がありません。74年も前に書かれたこのストーリーが今の時代でも多くの人々の心を動かすのですから絵本の影響ってスゴイですね。

私はリトルハウスはある意味では自然の中で育つ純粋な心と愛のある暖かい生活のように思います。時間が流れ、文明が進化し、私たちの環境はどんどん変わっていきますが、私たちの一番大切なものは心の中にある平和と愛のある生活じゃあないかなと感じました。

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