私は幼い頃、「奥様は魔女」というテレビ番組を見たことを覚えています。サマンサが鼻を動かすとシンクで山積みの荒いものが勝手にお皿洗いをしたり、掃除機が勝手に動き出して、部屋の中を走り回り掃除したりするのを見て、魔法というものを楽しんでいました。
だから愛を伝えることも魔法の呪文のようですね、人々の心を動かすからです。
子供たちには「愛の魔法」はとても大切!
洋書の中にはお母さんの愛を伝える絵本が沢山あります。絵のキャラクターはクマであったりウサギであったり、必ずしも人間ではありませんが「お母さんはあなたを愛しているよ」というメセージの絵本がどの時代にもあります。私が調べた中で、洋書から日本語に訳され出版されているのも半数をしめるくらい、日本でも取り入れられているようです。
最近では多くの若いお母さんが子供を抱きしめたり、「○○ちゃん大好きだよ」「愛しているよ」と愛情表現をしている方が多いのではと思います。
可愛い赤ちゃんの時は愛情表現も自然に出てきますが、3歳からいたずらや反抗期を向かえる頃はどうでしょうか?忙しさのあまり、忘れてはいませんか?
私はどの年代にもこの愛情を率直に伝えることはとても大切なことだと思います。子供たちが自分はお母さんやお父さんから愛されているんだと確信できるからです。
お母さんやお父さんの暖かなハグや笑顔で「○○ちゃん大好きだよ」「愛しているよ」と口に出して言って下さい。
またしつけで子供が泣いているときや親の愛を疑っているときは、「あなたを愛しているんだよ」と思い出させるのはとても良いことだと思います。
また親にとっても子供のしつけは欲求不満やストレスや怒りではなく、子供が可愛いから必要なんですという動機を正しいものにしてくれます。
私は4人の子供を育て、自分自信が忍耐強くなったこと、喜びの人生であることを学びました。子育ては犠牲ではありません、私たち親にとっては成長だと思います。
私たち親が人生の中で子供たちへのアドバイスがいつも最高のアドバイスになるわけではありません。しかし子供は愛されていることを知っているとき、彼らは信頼する人がいることを知っていると思います。
世の中の子育てには多くの論説があり、どれが正しいか混乱するときがありますが、「愛の魔法」によって、より良い答えを探すことができると思います。