勉強のできる子供になってほしいと、私達親はやっきになりますが、こんなことを知っていれば良かったのにと思うことがあります。
子供のIQと言語能力の違いは、親が子供に話す量に関係するということです。
児童心理学者HartとRisleyの研究調査では、「子供が出生から3歳までに両親から沢山の言葉を聞いたほど、親の語りかけの少ない子供に比べ、子供の語彙力と、3歳以降で子供のIQテストのスコアが高くなった」。
また両親が子供との言葉のやりとりの量や励ましの言葉の量を増やせば、もっと能力を伸ばすことができました。
口頭言語と語彙は読解力と密接に結びついているので、言葉のやりとりの量はとても大切です。 言葉は、子供たちが知識やアイデアの世界を広げる鍵となり、自分のまわりの世界のことを学ぶのを助けてくれます。
「赤ちゃんだから分からないわ」と思わず、毎日短い時間をとってお話してみて下さい。
赤ちゃん言葉を使わず、楽しい会話のトーンで興味を引くように話しかけて下さい。
ビデオやテレビは能力を伸ばすことができません。
子供と一緒に話したり、歌ったり、遊んだり、絵本を読んだりしながら口頭のやりとりがとても大切だそうです。
< 例えば >
車を見ると「それは車です」と言うことができます。「それは大きな車です」「それは青い車だよ」
そして子供が反応して話すと褒めてあげる。 「そうね!青い車!よくできたね!」
ゆっくり、繰り返しながら、新しい言葉を加えて言って下さい。